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F1 セバスチャンベッテル2021年フェラーリ離脱の影響

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F1 セバスチャンベッテル2021年フェラーリ離脱の影響

管理人こはくです。

新型コロナウィルスの影響で、全世界でスポーツにおいても大会等の中止・延期を余儀なくされているところですが、それはモータースポーツ界の頂点F1でも同様です。

 

未だ2020年の世界選手権を開催できず、先の見通しも立っていませんが、2021年の各チームのドライバー状況が見えてきました。

 

 

セバスチャン・ベッテル2021年はフェラーリと決別

 

4度の世界王者であるセバスチャン・ベッテルは、2021年に向けたフェラーリとの交渉で「同じ目標を共有できなかった」とし、交渉が決裂したことを自国ドイツ紙に情報をリークしました。

F1界では交渉の駆け引きが盛んに行われておりますが、ベッテルの決裂リークは交渉決裂が本人には面白くなくフェラーリを困る状況にするために行ったと言われています。

最後の意地というか、ただじゃ済ませない的な感情でしょうか。

F1でチャンピオンシップで王者になるドライバーは、よりプライドが高く、自己中心的な傾向がありますが、ベッテルもフェラーリが自分に対する重要度を下げたことが決裂やリークに繋がったのだと思います。

フェラーリのもう一人のドライバーである若いシャルル・ルクレールは、フェラーリと2024年まで契約を延長しています。

対する今年33歳になるベテランのベッテルに、フェラーリは当初1年契約延長とルクレールよりも少し高いですが大幅減棒となる1300万ユーロでオファーをしました。

このオファーに対してベッテルは即座に拒否し、フェラーリは2022年までの2年延長で再度オファーをしましたが、これも合意に達せず決裂となったのです。

 

2019年が決別の決め手

この決裂となった要因は、信頼関係の変化が一番の理由であることが見えてきました。

2019年のフェラーリは、4度の世界王者ベッテルと、ライコネンに代わって若手有望株で将来の王者候補であるルクレールのドライバーラインナップでした。

2015年から2018年までフェラーリのドライバーラインナップは、ベッテルとベッテルの親友であるライコネンで、ライコネンは2007年の年間王者ですが、(ハミルトンとアロンソがポイントを潰しあった。)とても扱いやすいドライバーで、ナンバー2ドライバーとしてベッテルと相性がよかったのですが、ここ最近は突出した活躍はそれほどありませんでした。

フェラーリは昔からバンスを考慮し明確なナンバー1とナンバー2にドライバーを分けており、ベッテルもベテランになり、ライコネンに至ってはF1最年長ドライバーということもあり2019年にドライバーラインナップを変える事となったのです。

2019年は当初、ベッテルがナンバー1ドライバーで、ルクレールはナンバー2ライバーとしてスタートしベッテルを戦略上優先しました。

 

2019年開幕前までは上手くいくと思っていたフェラーリ

2019年から新たなドライバーラインナップとなったフェラーリですが、当初はベッテルもルクレールもトラック以上以外では攻撃的なタイプでもなく、この組み合わせは上手くいくと予想されていました。

しかし実際に世界選手権が始まると、ルクレールがベッテルよりも早さを見せることが度々あり、それでもベッテルを優先させるフェラーリにティフォシ(フェラーリの熱狂的ファン)やイタリアメディアがざわつきはじめます。

そしてベッテルを差し置いてルクレールがレースで優勝してしまい、ティフォシはフェラーリの未来にルクレールを見出すのです。

レース結果でフェラーリはベッテルを明確に戦略上で優先させることができなくなり、ケースバイケースで対応することになりました。

 

対等な扱いを勝ち取ったルクレール

ルクレールは2019年当初フェラーリはベッテルを優先させる戦略を認識及び了承しておりましたが、明らかに自分が主導権を握るレール展開となる場面でベッテル優先の戦略をフェラーリが立てると、メディアの煽りに乗っかり自分の主張をすることも出てきました。

ルクレールの主張には正当性があるので、ティフォシやメディアを味方につけてベッテルと平等な扱いを勝ち取ったのです。

 

チーム内争いの勝者はルクレール

2019年のフェラーリはコンストラクターズポイント(チーム順位)ではメルセデス・ベンツに次いで2位となりました。

一方ドライバーズポイントでや戦略上のミスやベッテルとルクレールの同士討ちなどがあり、レッドブルのマックス・フェルスタッペンに後塵を拝し、ルクレールが4位でベッテルが5位という結果になりました。

同じ車で4度の世界王者ベッテルを上回ったルクレールですが、優勝回数でもルクレールが2回でベッテルの1回を上回ると共に、フェラーリの母国イタリアGPでのルクレールの優勝がティフォシにとって、「ルクレールはフェラーリの未来」だということを強烈に印象付けることになります。

 

巻き返す場面を失ったベッテル

ベッテルにとって2019年の世界選手権は苦いものとなりました。

ですが4度の世界王者は気持ちをリセットし2020年に備える準備はできいました。

F1の世界ではチームメイトに負けることは自分の評価が下がることを意味するので、2020年はなんとしてもルクレールよりドライバーズポイントを稼ぎ、チームに貢献すると共にルクレールとの対戦成績を1勝1敗の五分に戻す必要があります。

 

新型コロナウイルスの影響で世界選手権が延期

みなさんご存じの通り世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るい、WHOが世界的流行を意味するパンデミック宣言をしました。

F1界もこの影響を避けることができず、2020年の世界選手権は延期され現在も開催されていません。

ベッテルにとってはルクレールに対し巻き返すチャンスがない状況で、来年の契約について交渉せざるを得ない状況となりました。

 

ベッテルとって優位性のない交渉

2020年の世界選手権が開催されない中で来年の交渉をフェラーリとするタイミングになってしまったベッテルですが、来年の交渉におけるフェラーリに対する優位性のある材料が世界選手権の延期によってありませんでした。

運悪く新型コロナウイルスによってルクレールに巻き返すタイミングが現時点ではまだ訪れず、フェラーリとの来年以降の契約交渉においても不利な状況となったのです。

 

フェラーリの変化

フェラーリは元来、ドライバーに関しては明確なナンバーワンとナンバーツー体制を敷いてきました。

2人のドライバーの実力が拮抗している場合は一定の時期まで自由に競わせ、時期が来た時点でドライバーズポイントが上の方を優先する対応をしていました。

ベッテルとルクレールにおいても2019年はベッテルナンバーワン体制で始まり、ドライバーズポイントでルクレールが上に立つとケースバイケースの対応をしており特にドライバー管理としては大きな変化はありません。

ではフェラーリの変化とはどのようなことなのでしょうか。

 

ルクレールとの長期契約

フェラーリはナンバーワンドライバーとは長期契約を締結し、ナンバーツードライバーとは1年など短期契約を締結する傾向がありますが、2019年12月にルクレールと2024年までの長期契約を発表しました。

これは異例の事で、世界選手権王者となっていないルクレールに対して5年の長期契約を提示することは今までのフェラーリではなかったことです。

これはティフォシだけではなくフェラーリも「ルクレールはフェラーリの未来」と宣言したようなものですね。

この背景にはフェラーリ初年度で、フェラーリ5年目の4度の世界王者を上回ったことと、ルクレールがモナコ出身なのが全てでしょう。

 

ベッテルに対しナンバー2宣言

一方、フェルナンド・アロンソの後任として2015年からエースドライバーとして迎え入れたベッテルですが、契約が2019年で切れるため2020年以降の交渉でフェラーリはベッテルに1年契約と大幅な年俸の減額を提示しました。

ベッテルはその提示を拒否しフェラーリは契約期間を1年から2年に変更し再度提示しましたが、それも拒否し交渉は決裂しました。

背景にはナンバーツーの扱いとなる条項が想定され、ベッテルにとって現行の契約から明らかに内容が悪くなっており到底延長できる提示内容ではなかったと思われます。

4度の世界王者のプライドだけではなく、5度目の世界王者をフェラーリでは狙えないと感じたのではないでしょうか。

 

チーム代表の管理能力

長年に渡りフェラーリのチーム代表は、他会社で実績のある人材を引き抜いて採用したり、スポーティングディレクターが就任してましたが、2019年1月からチーム代表となった現代表のマッティア・ビノットはテクニカルディレクターから直接代表となった人物です。

実績ある代表に相応しい人材や客観的にチームや他チームを分析・評価するなどの距離を置いて全体をみることが求められる総合的なスポーティングディレクターがチーム代表になるは組織的に問題ないと思いますが、フェラーリのような大きなチーム運営でテクニカルディレクターがチーム代表になるのは個人的にどうなのかと思っていました。

テクニカルディレクターは技術部門のトップで、全体を統括するチーム代表のような職種をする上で必要な能力が備わっているかどうか疑問があったのです。

また、技術部門のトップがチーム代表になったので、穴が空いた技術部門のトップに適切な人材がいないと技術部門が弱体化するのではと懸念していました。

内部事情のため正確にはわかりませんが、ドライバー管理においてもジョイントナンバーワンを導入(平等な扱い)するなどで、ベッテルというビッグネームを繋ぎ留められなかったのかと思いました。

フェラーリが行った組織人事は計画性に欠ける後手に回った人事だったのではないでしょうか。

 

 

各チーム・ドライバーの動向

ベッテルが2021年にフェラーリ離脱をきっかけに、各チームではドライバーの確保に動きが出てきました。

F1ではドライバーの契約が延長されない場合、空いたシートを巡ってドライバーの争奪戦があったりします。

2021年はフェラーリの空いたシートから玉突き的にドライバーが入れ替わりました。

 

各チームの動向

フェラーリ

フェラーリはセバスチャン・ベッテルと決裂し、ベッテルがそれをメディアにリークしたことによって急いで後任を決める必要が出てしまいました。

本来なら水面下で複数のドライバーと契約交渉をして、よりよい状況でドライバーを選定するものですが、フェラーリほどのネームバリューあるブランドだと後任ドライバーがすぐに決まらない状況はブランドイメージの低下やリークされた状況だけが強烈に残ってしまうためです。

ベッテルがリークして2日後に後任ドライバーが現マクラーレンのカルロス・サインツJr.と発表されたのはそのためです。

2021年のフェラーリは若手二人によるドライバーラインナップとなりました。

2人ともレース巧者ですが、ネームバリュー的に少し寂しい感じがしますね。

 

2021年ドライバーラインナップ

・シャルル・ルクレール

・カルロス・サインツJr.(現マクラーレン)

 

マクラーレン

マクラーレンとカルロス・サインツJr.は2021年に向けて契約を延長する前提で交渉を開始していましたが、新型コロナウイルスの影響で開幕が延期となり交渉も保留になっていました。

その矢先にベッテルのフェラーリ離脱が決まりフェラーリはサインツJr.に白羽の矢を立てたのです。

マクラーレンはサインツJr.の2021年離脱を受けて、ルノーとの契約が2020年までとなっているダニエル・リカルドの獲得に動きました。

リカルドは2012年にトロロッソからF1デビューし才能が認められて2014年にレッドブルへ昇格しました。

2014年のレッドブルは4度の世界王者セバスチャン・ベッテルとダニエル・リカルドのラインナップで選手権に挑んで、リカルドが3度優勝する活躍を実力を世に知らしめたのです。

一方、ベッテルは優勝することなくドライバーズポイントでもリカルドに敗れ翌年の2015年にフェルナンド・アロンソの後任としてフェラーリへ移籍しました。

マクラーレンは2018年でF1から引退するフェルナンド・アロンソの後任として、2019年の契約をリカルドにオファーした過去がありましたが、その時はリカルドがオファーを断っています。

今回リカルドがマクラーレンからのオファーを承諾したのはルノーとの契約が今年で終わることと、マクラーレンの方がルノーよりも速い車を用意できることがわかったからなのではないでしょうか。

2019年のコンストラクタ―ズポイントではマクラーレンが4位でルノーが5位でした。

2021年のマクラーレンは2人の有望なドライバーがいるので、車がトップ3により近づける面白くなりますね。

 

2021年ドライバーラインナップ

・ダニエル・リカルド

・ランド・ノリス

 

 

ルノー

ルノーはダニエル・リカルドが2020年でルノーから去ることが決まりました。

また、ルノー自体の経営も思わしくなくF1から撤退するのではないかと囁かれ始めています。

ルノーのエンジンカスタマーは現在マクラーレンのみとなっており、そのマクラーレンも2021年はメルセデスエンジンを搭載することが決まっています。

よって2021年はルノーエンジンのカスタマーがいなくなることもF1撤退の要因とみられています。

そんなルノーですが、2021年のダニエル・リカルドのドライバー後任をまだ決めていません。

メディアによるとドライバー後任を急がないとしています。

ルノーのドライバー候補は、ルノーがネームバリュー等を制限しなければすぐ決定できますが、恐らく将来が不透明な状況とF1を継続するのならネームバリューのあるドライバーを乗せ、広告や話題を作る必要があるのではないでしょうか。

いずれにしても空いたシートの名前は暫く聞けそうにありません。

ルノーF1の将来は早ければ5月29日のコスト削減計画で明らかになるかもしれません。

 

2021年ドライバーラインナップ

・エステバン・オコン

・未定

 

 

ドライバーの動向

今回のベッテル、フェラーリ離脱から玉突きに起こったドライバーの移籍ですが、シートが決まっていないベッテルやルノーの空いているシートで名前の挙がったドライバーをみてみましょう。

 

セバスチャン・ベッテル

2020年限りでフェラーリから離れることが決まったベッテルですが、2021年の状況が現時点では決まっていません。

ベッテルの選択肢としては3つ残っていますが、現実的にはどうなのでしょうか。

 

評価

F1世界選手権の王者に4度輝いたセバスチャン・ベッテルは数々の記録を残しています。

ここでは記録を含め客観的な評価をみてみます。

 

記録

ドライバーズチャンピオン 4回 歴代4位

優勝回数 53回 歴代3位

ポールポジション 57回 歴代4位

ファステストラップ 38回 歴代5位

表彰台回数 120回 歴代3位

※現在保持している最年少記録は割愛

 

F1は1950年から始まり70年の歴史がありますが、セバスチャン・ベッテルは重要な歴代記録全てにおいてベスト5に入っています。

F1の近年の傾向は、選手権の年間開催数が増加しており、昔と単純に比較することはできませんが、それでも立派な数字を残しており超一流のF1ドライバーといえるでしょう。

 

逃切り先行型

ベッテルが年間王者となった2010年~2013年が顕著ですが、ポールポジションからレースではそのまま優勝するポールトゥウィンのイメージが強いドライバーです。

予選ではマシンから最大限の速さを引き出し、レースでは前に誰もいない状態でクリーンなエアーのもとでペースをコントロールするのが上手いですね。

逆にレースで後ろから追い上げることはそこまで上手とは感じません。

焦るとミスするイメージが個人的にあり、追い詰められた時のメンタルが関係しているかもしれません。

例えばトップを走っていても後ろから追い上げられたらミスしてスピンすることや、後ろから追い上げていて急ぎ過ぎてオーバーテイク時に相手にヒットするなどです。

ベッテルのすごかったレールを1つあげると、2008年トロロッソ時代のイタリアGPで、戦闘力の劣るマシンで、予選で雨の中ポールポジションを獲得し決勝も雨の状態でそのまま優勝したレースです。

あの時の凄さは今も色褪せていませんが、今のベッテルに当時の集中力はないと感じています。

 

チーム相手成績

F1は1チームに2つの車、2人のドライバーがエントリーします。

チームメイト対決でベッテルは過去に2回負けています。

2014年のダニエル・リカルドと2019年のシャルル・ルクレールです。

この2回の負けにはいくつか共通点があって、リカルドもルクレールもベッテルより年下ということです。

ベッテルが年下とチームメイトになったのはこの2回ですが、いずれも負けています。

逆に年上のチームメイト相手には1度も負けていませんが、相手のチームメイトがベッテルと組む前にチームメイトに負けたことがあるドライバーで評価という点では難しいところがありますが、4年連続王者となったレッドブルのマシンとベッテルのパッケージは間違いなく最高のパッケージでした。

 

2021年の動向

ベッテルに残されている選択は3つあるといいましたが、現実的には2択になるでしょう。

1.引退

2.メルセデス・ベンツと契約

3.ルノーと契約

 

 

1.引退

ベッテルは既にF1で成功を収めたドライバーです。

今更自分の実力を証明する必要はないのです。

F1へステップアップした時の目標は既に達成していることでしょうから、ベッテル自身が満足のいく条件で契約を締結できなければ引退は十分にあり得るのではないでしょうか。

 

2.メルセデスと契約

メルセデス・ベンツはドイツの企業で、ベッテルも母国はドイツです。

ドイツ人のF1ドライバーは現在ベッテルのみで、ベッテルがF1を引退するとドイツ人ドライバーが不在となります。

この状況がメルセデス・ベンツとベッテルと結びつける後押しとなるかもしれません。

また、ベッテル自身は勝てるチーム以外と契約することはないことが予想されます。

かと言って、古巣のレッドブルにはマックス・フェルスタッペン体制となっており、ベッテルが報酬を減額して出戻りしたところで厳しい状況が待っているためこの契約は成立しないでしょう。

 

3.ルノーと契約

ルノーにはドライバーシートが1つ空いており、ベッテルが望めば移籍できるかもしれません。

ですが、ルノー自体のF1での将来が不透明なのとルノーは現状勝てるチームではないので、現実的に考えるとルノーへ行くことはないでしょう。

 

フェルナンド・アロンソ

2018年マクラーレンのドライバーであったフェルナンド・アロンソですが、その年をもってF1を引退しました。

アロンソは2018年度2019年にルマン24時間耐久レースで優勝し、世界3大レースであるF1「モナコGP」とWEC「ル・マン24時間レース」の2つレースを優勝したドライバーとなりました。

3大レースの残るインディーカー「インディー500」はまだ優勝がありませんので2020年に3回目となる挑戦を予定しています。

アロンソは2005年、2006年にルノーでF1世界王者に輝いたドライバーで、2007年にマクラーレンへ移籍し、その後2008年にルノーに出戻り2009年までルノーで過ごしました。

2010年から2014年まではフェラーリで過ごし、その間世界選手権2位が3回あり、そのうち2回が最終戦で年間王者を逃しいずれもベッテルが王者を獲得しました。

2015年からはマクラーレンがホンダとタッグを組むプロジェクトに賭けてマクラーレンへ移籍(2度目)し期待した結果を得ることなく2018年に引退しました。

アロンソは勝てるチームからのみF1に将来復帰することを明言していますが、2021年にルノーのシートに空きが出るとメディアからアロンソ復帰が大々的に取りざたされました。

 

評価

F1世界選手権の王者に2度輝いたフェルナンド・アロンソも数々の記録を残しています。

ここでは記録を含め客観的な評価をみてみます。

 

記録

ドライバーズチャンピオン 2回 歴代11位タイ

優勝回数 32回 歴代6位

ポールポジション 22回 歴代13位

ファステストラップ 23回 歴代10位タイ

表彰台回数 97回 歴代6位

※保持していた最年少記録は全て塗り替えられた。

 

F1は70年の歴史がありますが、フェルナンド・アロンソも歴記録全において輝かしい記録を残しています。

歴代記録をベッテルと比較するとベッテルの回数に圧倒されますが、アロンソは常に現役時代はF1ドライバーの中で現役最強と謳われたドライバーでした。

 

レース巧者

アロンソが年間王者となった2005年、2006年はフェラーリにミハエル・シューマッハというF1選手権2000年から2004年まで5連覇した絶対的王者がいた時代でした。

2005年に24歳58日で当時史上最年少王者となったアロンソは翌年も王者となりシューマッハ時代を終わらせた象徴となったのです。

アロンソは予選よりも決勝を想定したセットアップを好み、予選の1発の速さではアロンソより速いドライバーはいましたが、レースのトータルパッケージでは誰も彼に敵わない印象がありました。

ドライバーとしての腕は歴代でも最強レベルと謳われていましたが、アロンソの性格やチーム選びの判断が彼を2度の王者で終わらせてしまったと言われています。

日本のF1ファンは今も覚えているでしょうが、マクラーレンホンダで挑んだホンダの母国日本GPでレース中ホンダエンジンを罵倒する「GP2エンジン」発言は不運にも国際映像で流れてしまい大きな波紋を呼びました。

アロンソはそのクセのある性格で賛否両論となる言動等が多々ありましたが、F1で王者になるドライバーはそれなりにエゴイストで妥協しないがために王者になれた節があると思うので、レース以外での評価が分かれるアロンソはF1にとって味のあるキャラクターでした。

アイルトン・セナも人としてはどうなのかというエピソードがたくさんありましたし、彼はこれからもあのままでよいのではないでしょうか。

(笑)

 

チーム相手成績

アロンソはチームメイトに2度負けています。

1度目は2007年に移籍したマクラーレンで、マクラーレンの代表であるロン・デニスの秘蔵っ子であるルイス・ハミルトンにドライバーズポイントでは同じ109点であるが順位では敗れています。

ポイントが同点の場合は1位回数が多い方が順位が上となり、1位の回数が同じ場合は2位の回数となります。

ハミルトンとアロンソは1位が4回で同じでしたが、2位の回数でハミルトンが1回多かったのでした。

この年アロンソはプライドがずたずたになりマクラーレンとの契約を1年で解除してルノーに戻っています。

マクラーレンはシューマッハ時代を終わらせた2連続世界王者アロンソとF1の下部カテゴリーGP2で王者となった12歳から手塩にかけてロン・デニスが育てたルイス・ハミルトンというラインナップで始まりましたが、ハミルトンが最初から速さを見せたことと、アロンソの要求が多くデニス自身がアロンソと合わないと感じダブルチャンピオンをハミルトンが倒したら、デニスもより満足感が得られると思うようになりマクラーレンはアロンソ陣営とデニス・ハミルトン陣営に二分しました。

アロンソは前年までタイヤがミシュランでしたが2007年はブリジストンのワンメイクとなり、序盤はタイヤに苦戦を強いられたことも不運でした。

ハミルトンは現在世界王者を6度獲得しており、当初から素質はズバ抜けていました。

 

アロンソ2度目の敗北は、2015年でチームメイトはジェンソン・バトンでした。

バトンは2009年に世界王者に輝きましたが、この年は規約が変更された年で、他のチームはマシンが良くなく実質バトンのチームであるブラウンGPのみが勝つことができた年でした。

そんなバトンですが、2015年はマクラーレンがホンダと組んだ最初の年で、ホンダエンジンは戦闘力が無く度々エンジンも壊れ運が大きく左右する状況だったので、チームメイト対決はあまり意味をなさないものになりました。

バトンもアロンソに勝ったとは器が小さくなるので言っていません。

因みにこの年のリタイヤ数はバトンが5回でアロンソが7回となっています。

 

バトンとのドライバーラインナップは翌年の2016年も継続されており、2016年は前年よりも信頼性は改善されました。

2016年のチームメイト対決はアロンソがバトンをダブルポイント以上の差をつけて勝っています。

 

2021年の動向

アロンソはF1から離れてみて、あらためてF1が恋しくなっておりF1に戻りたい発言をしています。

元々は勝てるチーム以外ではF1に復帰しないと公言していましたが、ルノーからのオファーに心揺れる部分もあるでしょうが、ルノーからの復帰はアロンソにとって良いものとならないでしょう。

ルノーとしてはビックネーム獲得としてアロンソと契約したいでしょうが、チームが不透明な状況のため身動きが取れないとようです。

ルノー以外からF1に参戦する選択肢がないアロンソですが、2021年には40歳になることと、やはりチームを分裂させるイメージが定着しているからでしょうか。

個人的には復帰せずに1本に絞ってモータースポーツをやってほしいと思います。

 

まとめ

ベッテルの移籍でこんなにも物語があるF1です。

はやく新型コロナの影響がおさまり、選手権を再開をしてほしいものです。

様々な人間模様が今年もF1をより面白くさせるでしょう。

 

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