ジャニーズを6月19日付けで退所した手越祐也が開いた会見についての感想です。
手越祐也(以下、手越という)が一連の騒動や退所等について、ありのままを伝えたいとの想いで開いた会見ですが、みなさんにはどのように映ったでしょうか。
管理人はジャニーズもNEWSも手越もファンではありませんが、メディアが報じた手越自粛のニュースから興味を持ち、企業(ジャニーズ)と従業員(手越)の契約解除についての落としどころや経緯について非常に気になっていました。
手越の会見での主張
手越が開いた2時間弱の会見では、主に以下の主張をしていました。
・メディアの報道が事実と異なっている。
・ステイホーム中の外出はマネージャーに連絡済み。
・事務所と手越双方の円満退所。
・独立志向は5,6年前からで事務所には3月に話している。
・事務所もNEWSも愛している。
・世界進出等の公言と絶対的結果を出すとの宣言。
・NEWS小山の長文LINE内容を公にする。
順不同ではありますが、管理人的に会見での主な主張は上の7つと思っています。
手越の緊急会見から2日経ってメディアやコメンテーターは「何を言いたかったのか」とか「主張が明確ではない」等が聞かれますが、手越は上の7つ全てを言いたかったのです!
手越って破天荒なんだから~。
(笑)
ちゃんと彼の想いを汲んであげましょう。
彼は自我や自尊心が強く、思ったことをすぐ口にし実行するタイプなので、言っていること全てが重要なのです。(悪口ではありません。。。)
ん? なんかこのフレーズに似たようなことを最近発信した気がする。
以前投稿した「人生いいことばかりじゃないが悪くない」の「2.状況を受け入れる」の「(1)周りと比べ損をしている」の「②自分自身の思いを優先し行動するタイプ」にそっくりじゃないか!
というわけで、下にその投稿を貼っときます。w
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人生いいことばかりじゃないが悪くない
管理人こはくです。 皆さん一度は「人生」とは何かを考えたことがある ...
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半分冗談で進めてしまいましたが、手越は独立志向が強かったので、遅かれ早かれ事務所の退所は即定路線だったのが会見で伺えましたね。
ファンにとっては辛い状況でしょうが、独立志向から遅かれ早かれ退所したであろうことは理解してあげなくてはいけないのかなと感じました。
この会見での自分の感想は、以下になります。
会見の感想や見えたこと
1.自我や自尊心を全面に出した会見
まず2時間の会見で強く思ったのが、「自我をさらけだした」会見だったことです。
時折、丁寧な言い回しをして配慮あるように見えて同一文脈中に自分の想いをぶっ込むスタイルに終始しました。
ワードチョイスは思ったよりも幼稚で、「会見の構成も練ったのだろうか?」と考えてしまいましたが、アイドルメインでやってきたのと自分の言葉で話すという意味では悪くないのかもしれません。
管理人には30歳を過ぎた社会人というよりも、幼稚なアイドルという見方になってしまいましたが、熱量も凄いし今回の会見をyoutubeでチャンネル登録した人も相当数いたでしょうから、商業的な戦略としては良かったのではないでしょうか。
2.会社からの自粛の意味を今も理解できていない
事務所から活動自粛を言い渡された意味を、今現在も理解していないことが明確になりました。
手越はホームステイ中に不要不急の外出を全国民が意識し実践している中で、事務所のチーフマネージャーやマネージャーに事前連絡を入れたことで自分に落ち度はない趣旨の発言をしてしまいました。
これは彼の言う通り、彼は嘘がつけない人間なので本心なんでしょう。
「自分の将来のデッカイ夢のための外出」、「自分のトレーニングのための外出」。
これは不要不急じゃなく(会見では不要不急と言ってしまった)必要緊急なんだという発信をしてしままいました。
この人は注目を集めた会見で自分の言ってることがわかっているのかな?と思いました。
これでは事務所も「はぁ?」となったでしょうね。
ホームステイ中の外出は全部自分自身の事ですからね。誰かのために止むを得なしの行動だったら「素敵やん!」なんでしょうが、それはもう自分大好きっ子なんで全て自分中心に動いています。
この本気のズレをおかしいと思わない方は熱狂的ファンか、ずいぶんと若い方か、感覚がズレている方なのでしょう。
正当性を主張する場合は、自分が自制することで収まる話をしても認められないことを学ばなくてはなりませんね。
エンターティナーを目指している以上、メディアであの発言は格好のネタになるので、手越の周りにしっかりした参謀が付くと、彼は今後学べるでしょう。
会見の一連の流れで起きた賛否両論を巻き起こした発言が意図したものだったとすると、恐るべき才能なんですが有り得ませんね。
3.事務所と手越は円満退所ではない
これは皆さんもお分かりでしょうが、事務所は社長も副社長も手越とは退所に際して会っていないし、今までの貢献に対しての言葉も独立に対する新たな門出の祝いの言葉もありません。
手越も円満退所なら「ジャニーズで出来ないことがたくさんある」なんて言っちゃダメです。
不満があった過去を一切言わず、「一人で勝負してみたい夢があった」とか独立心が強いことだけ言えばよかったのです。
そもそも弁護士を通してじゃないと進めることができなかった退所を円満と言うには無理がありますよね。
手越、嘘はつかないと言っておきながら嘘ついてるじゃん!とは言いません。
(笑)
円満ではなくても円満と言わざるを得ない事情が手越サイドにはありますからね。
ですが大人の事情があるならば、本来このような会見をすべきではなかったのではないでしょうか。
焦りと商業的に会見を利用した結果でしょう。
4.ジャニーズ事務所は契約解除して正解
今回は、ジャニーズ事務所側から手越に弁護士を用意するよう連絡したことがわかりましたが、弁護士を通した契約解除の協議、退所は正解だったと思います。
ジャニーズ事務所は近年、事務所側から契約解除したパターンや、逆に本人からの申し出により契約解除し退所したメンバーが一定数おり悩ましいでしょうが、今回の手越の件について契約解除は事務所判断として正しかったと思います。
ジャニーズ事務所と手越の関係は、子を甘やかせて育てた親と子の関係と似ていると思います。
おもちゃ売り場でおもちゃをせがみ買ってもらえないと泣きわめき、その場から離れないお子さんをたまに複合モールで見かけますが、その状況に親はたいして困るわけでもなく怒りもせずその場から動くことを促すだけなんですね。
最悪、子供が駄々をこねたらおもちゃを買ってあげる親もいるかもしれませんね、そうすると子供はおもちゃ売り場で泣きわめけばおもちゃを買ってもらえると学習しちゃうのです。
親がしっかり本質を教えることができないから、子供が思い通りにならないと駄々をこねてしまう。
駄々をこねた時にしっかり教育しないので子供は甘い方へ甘い方へ自分の好きなことのために行動へ移すのです。
ジャニーズが可愛さから手越の不祥事を今まで幾度か揉み消してきたとしたら、そこに甘えコロナ渦でステイホーム期間中でもなんとかなると思ったかもしれません。
そう考えると外出の報告だけでよいとの認識も納得できますが、もしそうだとするとジャニーズにも親(事務所)としての責任があるでしょうね。
このような状況は以前からあって、近年はコンプライアンスや内部統制を強化した結果が活動の自粛だったり契約期間満了前の契約解除ということでしょう。
事務所にとって1番のリスクはトラブルメーカーです。
事務所は法令倫理に反し問題を起こしたら契約解除ではなく、1歩前進させリスクマネジメントにより悲しむファンを少しでも減らしてほしいと思います。
5.手越は退所して正解
手越は思ったら即行動したいタイプで、そのようなタイプがやりたいことができないとなると、冒頭でも述べましたが遅かれ早かれ独立心が強くなり退所を考えるようになります。
そういうタイプは縛られるのが嫌なので自由度や自分のやりたいことがやれる所へ移るか、自分で起業するかの傾向にあります。
彼は自分の賞味期限の話もしており、将来のビジョンの中に現実を捉えている部分もあるので、どのような状況になっても退所し独立したことに後悔はしないと思います。
この何カ月で独立を思い立った訳ではなく、5,6年前からざっくりと独立について考え本当に色々考えての決断なのだと感じました。
自分が「やれる」という自信と経験したことのない状況での「不安」があるでしょうが、時間を惜しんで着々と新たなビジネスを進めていることでしょう。
ファンは楽しみにしている人の方が多そうなので、口だけじゃない「男・手越」に期待したいところです。
6.退所した人間がファンへの愛を語るのか
NEWS脱退、事務所退所に複雑なファンも多いことでしょう。
この状況で、事務所やNEWSメンバー、特にNEWSファンに対して「愛しています」とは軽率だなと思います。
仮に円満で退所としても出ていく事務所に「長年お世話になりました」とは言っても「愛している」ということは普通の人なら言いません。
退所に際し負担をかけた事務所関係者、NEWSメンバー、ファンに対しての言葉として非常識にあたるからです。
相手の気持ちを考えていない人間が放つことのできる言葉だと管理人は思っています。
正に自分勝手であわよくばジャニーズファン、NEWSファンも取り込みたいことが見え隠れする発言ですね。
手越は実は、自分の身近な周囲の人は大切にせず利用できるかどうかで判断し、話術で上手く繋ぎとめている人に思えてしまいました。
ステイホーム中に女性を呼びつけるのもそうですよね、うまいこと話術で呼び、呼ばれた方は手越からの誘いに行きたくなることも想定済みで声をかけているんです。
相手の事を考えていない典型的な話です。
大切な人であるならば、感染リスクを考え声をかけないでほしいです。
6.絶対発言のいかがわしさ
謙虚さがなく好感がもてなかった部分で、「1人の男として」、「自分の影響力を最大化していきたい」、「破天荒な手越祐也」、「世界進出」、「僕は嘘をつかない」などのワードなのですが、本当に幼稚と感じました。
嘘つきか嘘つきじゃないかは周りが判断することで自分で言うことではないですよね。
また、自分の名前である「手越祐也」も連発し、アピールの会見なのは明らかでした。
会見の内容が期待外れだったので、あれだけ注目された会見前でしたが、会見後の翌朝の新聞は1面にする新聞社はなかったとのことで、会見内容が自己満型会見で得るものが少なかったという事でしょう。
反面ネット等では好評のようで会見の目的は果たされたと思います。
管理人はファンでもアンチでもないので、フラットな状態で会見を確認しましたが、印象としては良くありませんでした。
ただ、この会見は手越の今後の独立後のビジネスのための会見なので、そこに重点を置くと「上手いな」と感じています。
ただ、口だけで行動が伴わない場合は、話術が上手でもいかがわしさが目に付くようになりファンはビックマウスに飽きてしまう層も一定数出るので気を付けて頑張ってほしいです。
7.NEWS小山をダシにする
この内容も嫌悪感を覚えましたが、別に小山は手越の独立を心底応援していません。社交辞令です。
大人なら誰でもわかりますよね。
小山は出て行った手越の独立より、NEWSをどうやって維持するか、NEWSファンの動揺をどうサポートするかに頭を悩ませています。
手越はそれを分かっていて自分の独立会見のイメージ作りに利用したのです。
仮に小山から熱狂的に応援されていたとしても相手を思いやり周りに配慮すると言いません。
やってることが全部自分勝手で、自分のやりたいことをやるために自分を正当化する材料として周りを利用しているようにみえてしまいました。
手越ファンには申し訳ないです、すみません💦
8.商業的に成功する
今までも少し触れていますが、ビジネス的にはスタートダッシュに成功して暫くは安泰だと思います。
それもより可能にしたのが今回の会見です。
手越のために言いますが、独立までの時間的猶予があまりなく不安や焦りから、今回の会見で口からついた言葉もあったことは想像できます。
また、注目を集めるための手法としてビック発言を連発するのもアリで、発言通りの結果を得ることができれば更に商業的に成功する要素となるでしょう。
管理人の感想は批判的な部分が多くなってしまいましたが、会見での人間性に関する率直な感想であって、ビジネスにはそれが向いているでしょう。
まとめ
管理人はファンでもアンチでもなく、本当にフラットな状態で会見のみの感想を述べたのですが、会見では手越の発言から彼の本質がすごく見えました。
自分に優位となるように話す話術や滑らかに口から出る言葉はセールスマンとしても長けています。
これだけ注目を集めた会見を開き、youtubeチャンネルも合わせて開設し今後の動向から目が離せません。期待して注視しましょう。