今年はコロナ禍の影響で毎年初夏の恒例行事がなかったことから、久々に積丹半島へ絶景とウニ丼を求めに行ってきました。
そして子供と自分のためにカニ釣りも楽しみましたのでレビューします。
積丹半島の魅力
積丹半島(しゃこたんはんとう)は北海道西部、後志総合振興局にある半島で、地名はアイヌ語のシャク・コタン(夏の村)が由来となっています。
海岸線一帯はニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定されており、岬や小弯から眺める絶景と夏の海の透明度からなる青さ美しさは「積丹ブルー」と呼ばれ積丹の魅力の1つとなっています。
また、絶景と共にもう1つの魅力が「海の味覚」です。
毎年6月から8月は、特産の「積丹ウニ」をはじめ、アワビ、エビなどの海鮮がシーズンを迎え、その濃厚な海の幸だけのために訪れる人も多くいるとのことです。
管理人が積丹半島を訪れるときは日帰りで、毎回同じスポットを訪れるのですが、日帰りで行くことのできるスポットは経験上3箇所くらいなので、ここでは積丹半島へ行った際に必ず訪れるべきスポット3選をご紹介します。
1.島武意海岸(しまむいかいがん)
島武意海岸は積丹岬の突端から1kmほど東側に位置し、断崖絶壁に囲まれた中にある小さな海岸で、多くの奇岩と海の透明度の高さで知られ、日本の渚百選にも選出されています。
駐車場は無料で、シーズンとなる6月から8月にかけて、土日祝は観光客で大いに賑わいます。
島武意海岸の特徴は、展望台や海岸へは歩行者用の小さなトンネルを通り、トンネルを抜けると展望台が姿を現し絶景が広がるという日常にはないシチュエーションで観光客を迎え入れます。
展望台から急な階段で降りて海岸まで行くことができ、間近でみる積丹ブルーと奇岩の景色に心奪われるでしょう。
写真はスペックが低く当日は波もあったので、積丹ブルーはベストコンディションではなかったですが、実際は写真よりも綺麗なブルーでした。
また、海岸で割り箸に糸を巻いてスルメを餌にカニ釣りを少しだけ楽しみました。
島武意海岸の魅力を1ミリも伝えることができませんが、管理人みたくリピートしてる人もいるので、1度は訪れ階段を下りて海岸まで立ち寄ってほしいです。
2.神威岬(かむいみさき)
神威岬は積丹半島にある岬で、岬の先端部までは尾根沿いに整備された「チャレンカの道」と名付けられた遊歩道(770m、強風時は立入禁止)が整備されており、徒歩20分ほどで着くことができます。
遊歩道の高台からは起伏に富みダイナミックな景観を造る神威岬の景観や「水無しの立岩」が望めます。
先端部は岩山がそのまま海へ落ち込んでいく断崖絶壁になっており、400メートル沖には神威岩という高さ41メートルの岩礁があり、遊歩道最先端付近からは周囲300度が見渡せ、水平線が丸みを帯びて見えます。
積丹半島は、北海道で唯一の海中公園に指定され、やはりその海の青さは積丹ブルーと形容されています。
神威岬も駐車場は無料で、島武意海岸同様シーズンの6月から8月にかけては観光客で大いに賑わいます。
神威岬の魅力は岬の先端部まで遊歩道で行くことができ、遊歩道は尾根沿いに整備され、そこから眺める景観が地形を体感できることにあります。
島武意海岸から神威岬までは15km程で20分弱の距離なので、島武意海岸と神威岬は一連のスポットとして観光客の多くが流れ訪れます。
尾根沿いに遊歩道があるのがわかるでしょうか。
体感することに没頭し、写真は二の次になってしまい慣れていないこともあって、魅力を伝える写真を撮れませんでした。。。
この写真よりも実際は壮大で美しいですが、伝えきれないのが残念です。
神威岬、ぜひ1度は訪れてほしいスポットです。
3.積丹ウニ(しゃこたんうに)
積丹半島へ訪れた際は、ぜひウニ丼を食べて積丹ウニを堪能してほしいです。
積丹半島周辺にはたくさんのウニ丼を取り扱うお店が点在しますが、それでもシーズンの6月から8月は観光スポットに近いお店や人気のあるお店は、開店前から行列で駐車場にも入れない状態なんてことも珍しくなく、目当てのウニ丼が完売なんてこともあり得るので、情報を仕入れていくのが良いでしょう。
お店によっては「バフンウニを通常より多く仕入れているので、完売の心配はないですよ」とか「ウニ丼残りわずか」とホームページ等で情報を更新してくれるところもあるので、観光スポットを巡っている時に確認してみるのも手です。
せっかく訪れるのですから、積丹以外のウニ丼ではなく「積丹のウニ丼」を食べて心とお腹を満たしてほしいです。
写真は、神威岬のそばにある「食堂うしお」さんの生うに丼赤白ハーフ(写真上)と、いくらうに丼(写真下)です。
当日はお店がどこも混んでいて入れなく、神威岬そばの「食堂うしお」さんがルート上で最後のお店で少し行列がありましたが、時間も14時を過ぎていたので入りました。
事前に積丹産バフンウニがあることはリサーチ済みです。
因みにバフンウニは「赤」、ムラサキウニは「白」と表記されています。
赤と白とは色の対比ですね。
管理人はバフンウニとムラサキウニを食べ比べたくて、生うに丼の赤と白のハーフを注文しました。
値段は時価になっていましたが、4,400円でした。
感想としてはムラサキウニが負けてしまって、バフンウニだけでよかったかなと。
生うに丼のバフンウニだと値段は6,000円を超えてしまいます。
( ̄▽ ̄;)
それでも食べる価値はありますね。
子供はウニが苦手だったのですが、美味しいウニということを伝えたら、いくらうに丼を注文し値段は4,100円でした。
ウニはバフンウニをチョイスして、臭みや防腐剤がないウニの旨味に美味しいとアッという間に完食ししましたね。
食の美味は全員を笑顔にし、旅を一層良き思い出にしてくれました。
積丹へ訪れた際はウニ丼をお勧めします。
まとめ
いかがでしたか、積丹スポット3選!
ベタという意見が多いかもしれませんが、それくらい巡るべきスポットと思います。
積丹は絶景や美味で五感が満たされると言えるスポットで、日常のストレスフルを忘れ感性を癒しに訪れてるのも良いでしょう。