管理人こはくです。
皆さん一度は「人生」とは何かを考えたことがあると思います。
単純な事実として、「人生」とは「人がこの世で生きている間の時間や実体験」とみることができると思います。
今回は「人生いいことばかりじゃないが、悪くない」話です。
この記事の投稿を見ている人は、人生を変えたい人でしょうか。
人生をより良くしたい人でしょうか。
人生最悪と思って悲観している人でしょうか。
人生なかなか良いと思っている人でしょうか。
この記事を見て一人でも前向きになればと思います。
まず、この記事を投稿しようと思ったのが新型コロナウイルスによる影響で、近未来を悲観的に思っている人も少なくないということです。
九州や東京などは新型コロナウイルスの第二波が起こり、憂うべき状況です。
また、新型コロナウイルスに関わらず、日常におけるメンタルが負となる要素は至る所にあるでしょう。
こんな現況でも日本人は耐え乗り越えて、人生を前向きにすることが出来ると信じています。
人生は様々な制約の中で限られた自由があります。
その限られた自由を前向きにとらえれば「人生悪くない」はずなのです。
一部の方にでも価値のある記事となれば幸いです。
1.視点を変える
(1)マイナス要素に囚われない
マイナス思考って言葉がありますが、管理人はマイナス思考は良くないと思っています。
物事の事象において最悪のケースを想定し行動するネガティブな考えが脳に染みついてしまうと、何事においても最悪の事態を想定してしまいます。
マイナス思考がエスカレートすると、最悪の事態の想定が脳を支配し、最悪の事態を回避する行動がとれるかどうかのみに着目するようになってしまい本質を見失います。
その時点で最高の結果を求めることは難しくなり、最悪の事態を回避できるかどうかがゴールになってしまうのです。
最悪の事態を回避できたとして、その結果に対する思いは、「回避できてホッとした」とか「最悪の事態を想定したから回避できた」というネガティブな考えからの結論で、更に「マイナス思考」の深度を強めるおそれがあります。
本来であれば、「最高の結果を出せなかったけど及第点だから取りあえず良かった」なのでしょうが、「取りあえずOK」の基準にズレが生じるのです。
このように「マイナス思考」の深度が強まると、明らかに間違った心理状況になり物事をトータルで考えることができなくなります。
トータルで物事を考える
「マイナス要素」を考え最悪の事態に備えるのであれば、最高の結果を得るための「プラス要素」を考え行動するのが本来と言えます。
物事には表裏があり、そのバランスが大事なのです。
「マイナス思考」という言葉があるように、「プラス思考」という言葉もあります。
プラス思考はポジティブに物事をとらえ前向きな行動ができることから、「マイナス思考」の方は「プラス思考」に慣れることで人生が転換するキッカケになるかもしれません。
バランスが大事なので、悲観的な考えが多い方は是非楽観的に物事をとらえ、後ろ向きな行動ではなく前向きに行動してみてください。
(2)視野を広視点を変える
マイナス要素に囚われないためには視野を広げることと、そのために主観にとらわれず客観的に物事をみるように心掛けることが大事になります。
視野を広げるために1歩下がって全体を客観的にみることが重要です。
客観的に物事をみる方法として、自分以外の立場の人からの視点で考えてみるのもよいでしょうし、周囲に客観的判断ができる人がいれば、「その人だったら何を考えるだろう」と考えてみるのもよいです。
そうすることで洞察力も身につきますし、客観的な判断力も身につくでしょう。
2.状況を受け入れる
人はそれぞれ様々な性格や価値観を持っていますが、会社や社会では人との接し方も重要な要素で、利害関係も生じてきます。
職場の人間関係や対人関係は人生を取り巻く環境で無視できない要素になります。
自分が置かれている状況を受け入れてポジティブに対応していきましょう。
(1)周りと比べ損をしている
自分自身が「周りと比べ損をしている」と感じている方はいるでしょうか。
組織社会だと分かりやすいのですが、人の性質は大きく3つのタイプに分けることができると思います。
①主義主張なく淡々と業務するタイプ
②自分自身の思いを優先し行動するタイプ
③責任感が強く努力家なタイプ
自分が「周りと比べ損をしている」と感じるタイプは3つのどのタイプでも有り得ますが、タイプ別に状況を理解し受け入れることによって悲観的に思える人生も「悪くない」と思えるようになり、状況の対応策も見つかることでしょう。
①主義主張なく淡々と業務するタイプ
主義主張が苦手だったり、主張することで他の人と議論や口論になるのを避けるこのタイプは、淡々と業務する傾向があり会社の問題となるような行動を起こしません。
受け身体質が多く、組織の中で自ら良い方向に変える力を持ち合わせていませんが、我慢強く耐える力はあると思います。
このタイプが「周りと比べ自分が損をしている」と感じている場合は、②や③よりも自分の方が適任だったり、良い仕事ができると感じているのに任せてもらえなかったりするのではないでしょうか。
また、主張が少ないことから評価されずらい面があるかもしれませんが、業務の精度や品質を武器にできるのもこのタイプと思います。
①のタイプは自分が損をしていると感じたら、待っているだけではなく「会社が必要とする事柄で、やれることを主張し行動する」ことを試みてはいかがでしょうか。
業務の姿勢は問題なくても業務でプラスとなる評価はまた別なのです。
②自分自身の思いを優先し行動するタイプ
思った事を実践し自分が好むスタイルに業務を変えたがる傾向にあるこのタイプは、行動力があり物事を変える力があります。
しかし、自分本位な発想が行動の原動力の場合が多く、物事を客観的にみる力や周囲への配慮が足りなく、組織として注意人物となり得るのがこのタイプです。
このタイプが「周りと比べ自分が損をしている」と感じている場合は、自分は頑張っているのに頑張りを認めてもらえないと感じる場合が多いです。
②のタイプは自分が損をしていると感じたら、周りに配慮ある言動及び行動を心掛けることからはじめるとよいのではないでしょうか。
周りが見えず、良い部分と良くない部分の幅が大きい特徴がある②は、アプローチを変えることでよくなると思います。
③責任感が強く努力家なタイプ
会社にとって必要なことを行動にすることができるこのタイプは、地道な努力から必要な知識を身に付け使命感や正義感が強いのが特徴です。
時に正義感が強いが故に、組織がベター決断をした場合など、ベストな選択に拘るなど面倒な一面もあることでしょう。
また、自分が一番と感じる環境では自分が責任を取ることで規定外の行動も正しいと感じたら起こすようなアクティブな傾向があると思います。
このタイプが「周りと比べ自分が損をしている」と感じている場合は、③から②を見ると好き勝手やって責任感がないと映る部分など努力家故によるものだと思います。
③のタイプは自分が損をしていると感じたら、自分の客観的評価を確認しましょう。
きっと努力家の部分は評価されているはずなので、優遇されている部分を認識し損をしていないことを自覚しましょう。
(2)状況を受け入れる
上記のようにタイプや立場が違えど自分と誰かを比較すると、概ね皆さん満足しない部分もあると思います。
人とはそういうもので、完ぺきを求めますが完ぺきなど有り得ないのです。
完ぺきな人は存在しないから完ぺきを求めるのです。
3.乗り越えた分だけ強くなる
人生は良い時もあれば良くない時もあるものです。
良い事が一生続くとすれば、それは当たり前になるので幸福感が希薄し良い事と思えなくなります。
では悪い事が一生続くとすると、それは当たり前になるかもしれませんが苦痛が安らぐことはストレスによりありません。
耐え忍ぶことを美徳とせず、プラス思考で打開策を模索しましょう。
(1)色んな経験をする
いろんな経験をすることほど価値のある事はありません。
自分が経験したことは自分の財産になるのです。
そのためにもたくさん色んな経験をしましょう。
その経験が自信に繋がり、自信から結果が生まれ、結果から評価が変わっていきます。
この流れが「人生いいことばかりじゃないが悪くない」となるのです。
人生いいことばかりじゃないが悪くない=それなりにどんなことも対応できる自信があるということになると思います。
(2)辛い時期こそ成長のチャンス
辛い時は精神的にも弱っていて、より主観的になりがちです。
そんな時こそ客観的に自分や事柄をみて、前向きに気持ちを切り替えることが大事になります。
辛い時期を乗り越えた自分を想像してみてください。
きっと辛い時期を乗り越えたことが自信に繋がり、メンタル的にも一回り成長していることでしょう。
自分が成長することで「人生悪くない」を手繰り寄せるのです。
辛い時こそ悲観的になるのではなく、気持ちを切り替え前向きで客観的に捉えることが大事になります。
まとめ
精神論的な要素もあった「人生いいことばかりじゃないが悪くない」ですが、実際気の持ちようで変えることはできるのです。
同じ経験をした人が2人いたとして、その2人の捉え方や受けるダメージは違っていたりします。
長い人生で他力本願はそうそう通用しません。
自分で往なしたり、対処する術を身に付けることが「人生悪くない」方向へ導くのです。
良い事も良くないことも含め、悪くない人生を謳歌しましょう。